米国の日本庭園専門誌「The Journal of Japanese Gardening」で
10年連続庭園日本一に輝いた足立美術館の日本庭園。
全国900ヶ所以上の名所旧跡を対象に、単に「大きい」、「有名」だけではなく、本当にゆったりとした美しい空間に
人々の目を向けようと、日・米・豪の専門家たちが調査し、選ばれたという世界が認めた庭園。
隅々まで手入れが行き届き、借景と一体化した庭は絵画のように美しく、時間が経つのも忘れてしまうほどでした。
アクセスの不便な山間部に位置し、そこにも興味をそそられてしまいましたが、近くに川が流れ
自然に囲まれた足立美術館のその庭園は
さすが「10年連続庭園日本一」といわれるだけあって見事なものでした。
そして、それとほぼ時を同じくして、ギャラントホースで2003年から「11年連続結婚指輪部門第一位」を達成したのが
北海道阿寒湖畔にギャラリーを構える下倉洋之氏の手掛ける「Ague(アゲ)」。
今から13年前の2001年、代表作「Kimun Kamuy Ring(キムン カムイ リング)」
/(通称 熊の指輪)とともにギャラントホースに初登場した「Ague」。
当時は全くといっていいほど無名でしたが、その作品は今まで見たことのない独自の世界観を持ち、
クオリティはもちろんのこと、言葉では言い表すことの出来ない“力強さと心地よさ”を漂わせていました。
当時、日本全国シルバーアクセサリーブーム。
移り変わりが激しく、さまざまなものが流行とともに消費されては消えていきました。
そんなめまぐるしい時代の中、独自のスタンスで確固たる作品を作り続ける下倉氏の作品は一層際立ち、
装身具の原点である、“護符としての装身具”の輝きを放っていました。
初登場から多くの方を魅了し、尚、日々研鑽し、作られた下倉氏の作品は
その後、数々の賞を受賞し、「家庭画報」にも取りあげられるほどに。
そして、ギャラントホースでは、2001年の初登場から僅か2年後には「結婚指輪部門」第一位に輝き
それから「11年連続第一位」を達成しました。
北東北にある、小さなお店でのお話です。
いまやインターネットで世界中から何でも買える時代。
しかし、ほんの僅かなスペースながら、いまだ多くの方を魅了し、愛され続けている「Ague」。
単に「大きい」、「有名」だけではなく、言葉では言い表すことの出来ない “力強さと心地よさ” を漂わせ、
“護符としての装身具” の輝きを放つ「Ague」の作品を、店内で是非ご覧ください。